戦う夫の毒親撃退日記

毒親を抱えた嫁ちゃんのために奮闘する夫の日記

義父編-娘の名義を借りる

義父と疎遠になるために一番苦戦したことは嫁ちゃんの名義を借りて義父が携帯電話を契約していたことです。

 

もともと様々なカードローンを滞納しては最終通告をもって人様からさらにお金をかりる自転車操業を繰り返していた義父は携帯電話の契約が出来ないほど信用がブラックになっていました。そこで、目をつけられたのが子供の名義だと言うことです。

義父は月額料金が少ないプランを選ぶから滞納せずに支払いが必ずできるから、名義を貸してくれと言ってきたそうです。

当時嫁ちゃんも働き始めたばかりだったので、名義貸しのリスクをあまり深く考えずに親だからという理由で貸してしまったことが事の発端です。

 

いまはその時の苦い経験から我が家の家訓が、借金はしない、名義はかさないと言う特殊なものになっている程です。笑

 

 

この名義貸しの最大のリスクは、あくまで契約社は毒親ではなく、名義を貸した子供になるというところです。

 

義父が携帯料金を滞納していたことが発覚したのは名義人である嫁ちゃんに携帯キャリアから直接強制契約解除の連絡が来た時でした。

そのときで数ヶ月の滞納金があり、解約料や延滞料を含めた10万円弱の請求が来たことを覚えています。

働き始めた嫁ちゃんにはきつい金額であり私が慌てて仲裁し、キャリアと分割返済をお願いした事で、その場は収まりました。

 

それから五年、嫁ちゃんがクレジットカードやスマホの分割など様々なローンが組めなかったことは言うまでもありません。

名義貸しの責任は名義者にあるので、そこを肝に銘じ、勇気を持って断りましょう。

 

ちなみに本人の同意なく、名義を使われた場合は、即座に契約元の会社に連絡をし、契約書のサインや実印が自分のものと異なることなどが証明できれば支払い義務は生じなくなりますので、早急に手続きをしましょう。

 

しかしながら、最近は本人確認が厳しくなっているので名義が勝手に使われるケースは、契約会社が本人確認を怠っているときに限定されてくるようですが。

 

あとはクレジットカードを勝手に借りられた場合は盗難として届ければ、盗難時に使用された金額は保証される場合が多いです。

ただ、状況によっては盗難と言えない場合は、クレジットカードが使われた場所と、その場所では自分が使えないことを証明して、カード会社と交渉することをお勧めします。

 

また親類間の盗難は親告罪なので、動画などの証拠を集めた上で警察に相談し、罪にしたい意思を伝えると良いでしょう。

 

義父編-必要なお金以上を要求する

義父を始めとした金銭的攻撃を行っている毒親は常に本来よりかさ増しした金額で金銭を要求してきます。

例えば2万円スマホの支払いで必要な場合は、それに+5000円追加して要求します。

初めは何かあったら困るから多めに借りるというリスク回避の一環で要求することが多いですが、毒親が想定しているリスクなどはほぼ発生しないので、そのまま5000円が残ります。

 

そんなのことを繰り返して行くうちに、いつしかその+αを貰うことが目的になります。

また子供から借りているので、返済する必要性もそれほど感じず、甘い汁を吸うという流れが日常に構築されるわけです。

 

毒親は子供に世話やお金を今までかけてきたから、返してもらうことが当然だと考えています。また、返してもらうタイミングは年齢などは関係なく毒親が返してほしいと思ったタイミングです。

 

この価値観は世間と大きく乖離している考え方になります。子供の世話はいわば義務です。

また、私の個人的な考え方だと、投資だと思っています。

社会的理念などから義務だと思うことは前提として、人間は子孫を残し、その子孫には自分よりも幸せに聞いてほしいと願うものです。

つまり、今時分が生きている瞬間で終わりではなく、半永久的に遺伝子や考え方、資産が引き継がれて続いていくと言う考えを持っています。

その中で、子供が間違え失敗することもあるでしょうが、幸せに生きれるように見返りを求めないで導く投資が育児であり子供を育てることだと思っています。

 

話が脱線してしまいましたが、一度金銭的攻撃に屈してしまうとそれが麻薬的な役割を果たし毒親はさらに金銭的攻撃を続けやすい環境になってしまうのです。

断り方として、一番有効なのはお金を浪費しているふりをする事です。

同族嫌悪という言葉がありますが、今回のようなケースには効果絶大です。

私の知人はスマホアプリに毎月10万円課金していることにして金銭的攻撃を回避していました。

あれだけ要求されていたのにスマホという娯楽に割に合わない金額を使っていると知った途端、お金の話すらしなくなったと言いますからなかなか使えるのではないでしょうか。

もしかしたら、言い争いになるかもしれませんがそんなときは毒親に逆にスマホに課金するお金を貸してくれといって、毒をもって毒を制しましょう。

 

義父編-妹の修学旅行費を嫁が工面

義父の酷い毒親話はいくつかあります。

その中でも私が印象に残っているのは嫁ちゃんの妹が修学旅行に行った際のお金を義父が使い込み、それを責められた義父が逆ギレし、妹に修学旅行にいくなと言った事件です。

 

それをみかねた嫁ちゃんが大急ぎでお金を用意し、無事に修学旅行に行けたのですが、この話で取り上げたいのは、金銭的攻撃を行っている毒親にとっては、教育の一環であっても+αの研修や、修学旅行などは贅沢行為だとの認識だということです。

つまり子供の為の投資は一切する気は無いということ。

自分のものは好きなように買ったり、お酒やタバコなんかも勿論買います。

中には無駄なものも沢山ありましたし、使いもしないパソコンをテレビタレントの真似をして買ったりもしていました。

 

毒親は、言い訳はものすごくそれらしい事を言ってきます。申し訳ないだの、嗜好品は今後買わないだの、愛しているだの、次からはきちんとするだの。

しかし、その言葉は普段からそのように考えているから出てくる言葉ではありません。

それは半ば反射の様なものでしょう。

体の良い言葉を出すと子供の反応が良くなりその場をしのげることをしっているから回答としてテンプレートを用意しているに過ぎません。

テレビの実験であった猿にボタンを押させるとバナナが出てくるようにし、バナナが出るタイミングを少なくしていくと狂ったようにボタンを押し続けるといった事と同じです。

そこには感情はなく、子供と言う金づるからお金を出させるために言葉を発し続けているのです。

 

この記事については特段対策は思いつきませんでした。

ただ、未成年で毒親に苦しめられている人向けに話すのなら、ハードルは高いですが、市役所に駆け込みましょう。

児童相談所じゃないの?って思うかもしれませんが、そこら辺の誘導はキチンとしてくれます。いまの行政窓口担当は世間からのバッシングや炎上などに敏感なので、様々な秘匿性を考慮してやり取りをしてくれます。

注意事項としては、正確にどんな事をされているのかを話すことです。もし、虐待でなくても心の相談室のような相談機関もあるので心配せず、まずは行政に相談するのをおすすめします。

学校や身内は子供は保護化にあるのであくまで親主体で物事を進めることが多く、良かれと思い相談がきた事実を毒親に伝えるリスクが多いと思います。

 

 

逃げることは悪いことではないので、必要なら逃げましょう。

義父編-娘の部屋から金を盗むスタイル

これはまだ嫁ちゃんが働き始めて間もない頃だが、タンス貯金を好んでいた嫁ちゃんが最近ためていた貯金額が合わないことがあると相談してきた。

そこで私は試しに部屋に携帯の動画をオンにして放置してみた。

するとそこには、娘の部屋を物色する義父の姿が…

しばらくして部屋を出ていった義父の手には数万円が握りしめていたそうな。

 

ここで法律的なお話をすると、親類の窃盗は親族相盗例という刑法上の特例に該当するようです。

 

金銭的攻撃をされている人は誰でも警察に通報しようかどうか考えたことがあるかと思います。しかし、この特例によると「法律は家族間の問題には関与しない(家庭内で解決させる)」ということである。

ただし、金銭的攻撃に関しては器物破損と強盗罪に関しては適応されないので、いざという時の為に、何をされたら警察が介入してくれるかは確認しておいたほうが良いかとおもう。

 

 

当時私も嫁ちゃんも若く無知だったので、当時の件については別段対処はできていなかった。

(現行犯で捕まえたが、笑って誤魔化されて終わった)

 

それを踏まえて、いま経験を踏まえた対処方法を記載したいと思う。

 

ここでは有効的な対処が2つある。

 

①現金を所持せずクレジットカードと通帳に限定し常に持ち歩く

②告訴を行う

 

①についてはテクノロジーをフルに活用する方法だ。従来のアナログぽく、物理的にカードと通帳を持ち歩くのも良いが、どうせならネット通帳と、スマートペイとしてスマホにクレジットカードを登録してしまえば実質持ち歩くものはスマホ1台に集約できる。

ちなみに当時、義父の窃盗が判明してから嫁ちゃんは通帳印鑑カードを小さいポーチに入れて常に携帯するようにしていた。

 

②これについてはどうしょうもないときに行ってほしい。ウィキペディアによると

 

告訴・告発(こくそ・こくはつ)は、捜査機関に対して犯罪を申告し処罰を求める意思表示である。

犯罪被害者(もしくは法により定められた親族等)が申告する場合を告訴(b:刑事訴訟法第230条)といい、被害者でない第三者が申告する場合を告発(b:刑事訴訟法第239条1項)という。

 

先ほどあげた刑法上の特例は親告罪という刑法に該当するようだ。つまり、告訴しなければ事実を確認しても警察は動かないが、告訴すれば罪に問うことができるということだ。

ただ、これはポーズ的な処置になることが多い。告訴をしたり証拠を集めたりと、何かと労力がかかる。

また、毒親とはいえ自分の親に前科がつく可能性もあるので自分の就職にも影響することがある。(あくまで法的な職に限るとは思います)

 

 

後手にはなるが、毒親の対処は一矢報いるより、永久的に何もされないようにするほうが簡単で長期的に満足できることが多いと思う。

義父編-踏み倒すスタイル

義父の毒親型が吸血型だと前のブログで書かせていただきましたが、基本的には借りたお金はすべて踏み倒します。

私の経験上、いくつか金銭的攻撃の種類があるかと思います。

 

まずは義父のように少額の金銭を1.5ヶ月〜2ヶ月おきに借りてきてはすべて返さないパターンです。金額幅としては5000円〜50000円くらいでしょうか。義父の場合は巧妙に借りる金額と周期をコントロールしていました。

 

もう一つは数年に一度大きな金額を借りてきて数年とんずらするパターンです。

これは義母が該当したパターンでした。

この金銭的攻撃は嘘によって大きな金額を要求してくることです。

私達が言われた嘘としては、

事故をおこし今週中にお金を振り込まないと留置所にいれられてしまう。

車が壊れたから仕事にいけない。

などです。

 

詳しい内容は別ブログに記載しますが、この記事を書いている今も思い出すと非常に嫌な気持ちになりますね。。。

 

 

義父の話にもどりますが、お金の要求の仕方として10000円借りたら二ヶ月後にそれよりも少ない金額を要求し、さらにその1.5ヶ月後に20000円要求し、次の月はいっさいお金の話をしない。

こんな周期をコントロールすることで気づいたら1年で10万円以上のお金を借していることが判明しました。

このままでは1円も返されないまま関係が継続すると思い、金額が少額のうちに2つの対策を行いました。

 

①10万円は諦める

②10万円を引き合いに生活保護の話をする

 

①についてですが、貸したお金を返してほしい人が大半でしょう。ですが、お金が帰ってくることはありません。私の経験や、今まで見てきた家庭の中でお金を返した人はいませんでした。

なぜかというと、毒親はお金をもらって当然だと思っています。これは病気のような症状なので、素人の我々にはどうしようもありません。また、財源がありません。金銭的攻撃をする毒親には、給料があるにも関わらず借金をする理由があります。それはお金を使う優先順位がつけられないということです。

好きな物や好きな事に優先的にお金を使い結局は公共料金や家賃などの支払いに困ってお金を要求することがほとんどです。

なので、返してほしい気持ちはわかりますがお願いしている時間が無駄なのです。

 

 

②ここでいきなり生活保護と言う単語がでてきて驚いた方が大半なのではないでしょうか。

生活保護を実際に申請するわけではありません。現に義父は働いていましたし、保護の対象にはなりえないでしょう。

生活保護と言う効力は、物事をおおごとにされている感覚を相手に与えることにあります。

このワードを出した途端、逆上されることもあるでしょう。しかし、こちらは動じてはいけません。

哀れな顔で、普通に生きていて借金していく状態なら行政に相談しようと話すのです。

 

私達の場合は、相手が恥ずかしくなったのかその場から逃げ出し、その後義父から連絡が来ることも私達の前に現れる事もありませんでした。

 

 

 

 

毒親撃退 義父編

毒父親は嫁が働くまで曲がりなりにも育ててくれた人なので初めはそんなに拒絶しているわけではありませんでした。

しかし、自分が楽をして甘い汁をずっと可能なかぎり吸いたいと思っている人だと判明し、長期的に付き合うと骨までしゃぶられると思い、戦うことを決意しました。


義父の毒親タイプですが、例えるなら吸血型ですね。
この吸血型のずる賢いところは、吸血対象つまり今回は嫁ちゃんが倒れないラインや、完全に嫌がらないラインを確実に把握しているところです。


例えば冷静に今までやられた事や取られたお金を文字に起こして書くと客観的に被害具合を見ることが出来るので、この方法を夫は毎回行なっていました。

夫は基本的に間違った主張をしないように、事実を確認してから行動に移します。

これれは血の繋りのない私が嫁ちゃんの毒親とやり合う最低限のルールのようなものです。

 


次の記事から具体的な事例を元に書いていきたいと思いますが、結論から申し上げますと、いま毒父親とは

 

完全に絶縁状態

 

を築いています。


日本には法律的に絶縁とすることは出来ないようなので、このブログの完全な絶縁状態とは次のように定義したいと思います。

 


1.貸している名義がないこと。
2.立地的に500km以上離れて生活していること。
3.相手から連絡が取れない状況のこと。

 


まず、貸している名義があると物理的な毒親からの攻撃は回避できても金銭的攻撃を回避できていない状態なので、自分名義についてはきちんと処理をしましょう。
具体的な対処方法は 別の記事で記載致しますのでそちらをご覧ください。


次に立地的に500km以上離れていることについてですが、これは毒親の経済状況により異なると思ってください。
金銭的攻撃の毒親なら住所を借りに知られていても、500kmを乗り越えてお金を借りに来ることは殆どありません。

なぜならこの距離を移動するための時間的コストと移動費をかけてまで自ら行う行動力がない場合が多いからです。
金銭的攻撃の毒親は実はさして自分が困っているわけではありません。怒ったりする時は必ずといって、今まで得していたお金がもらえなくなることに対して怒っています。


相手から連絡が取れないことは非常に重要なポイントです。
これは電話番号を変えたり住所を変えたりする対策もあれば、精神的に訴える手法として直接はっきり面倒を見ないと通告する対策もあります。
電話番号変更などは大変有効なのですが、知り合いに連絡先を変えたことを教えなければならなかったり、知人から電話番号がもれた場合、また対策しなければならないデメリットがあります。
私が実践して効果があったのは意外にも直接はっきりと言葉で伝える対策でした。
みなさん、断っているつもりでも曖昧に話していてはいませんか?
私達夫婦もそうでした。はっきりと言っているようで、出来れば〜してほしいとか、可能なら〜してくださいのように曖昧な表現をずっと使っていました。
なかなか伝わらないのである日、イライラしていたこともあってはっきりといっさい連絡してくるなと話したところ、効果てきめん!いっさいあちらからの連絡がなくなりました。
まぁ、デメリットとしてはそのかわり親類伝えで連絡が来るようになったことです。
親類たちは基本的にはただでしゃばりたいだけなのでこちらもデメリットがあるならすっぱり切りましょう。
自分は関係ないとか、それは子供の役目だの連絡取らないのはかわいそうだ、だの言ってくるやつらは、所詮当事者ではないから好き勝手に言えるのです。

実際にそこまで思っているならお前らがやってやれと言ったあと、毒親に対して何かしてあげた親類は一人もいませんでした。

所詮そんなもんです。
私の経験上、毒親側の一族の文化が毒親を育てたわけですから利己的でどこかおかしい人は多いです。

ただ、そこで育ったからといって自分も毒親になるんじゃないかなんて心配はいりません。

自分が見を置く文化は家庭もあれば社会もあります。社会にきちんと育てられていれば、毒親になることはないのです。


この3つについてご意見や感想など頂けたら嬉しいです。
主観2割 実践5割 経験3割で書いております。より良い対策を考案するためにもコメントお待ちしております。

毒親紹介

私は理系男子なので理系らしくまずはじめに日記をつけるにあたり私なりの毒親の定義をしたいと思います。

 


私が思う毒親とは、こどもに向けて精神的、金銭的、肉体的攻撃のいずれかを日常的に、恒久的に行う親の事である。
精神的攻撃は、暴言、嫌味を含み、教育ではなく、あくまで利己的な満足を得るまたは、不満をぶつける事を目的に行われる行動の全てをさす。
金銭的攻撃は、教育費、食費をはじめとする生活費など、親自身には多額の金を消費しているにも関わらず子供に使用しないまたは、
未成年に金銭を要求する、成人後に正当な生活費以外を請求する、名義を借りるなどの行為をさす。
肉体的攻撃は、暴力、性的暴力、大声、罵声
を行う事をさす。

 


嫁が幼少期から私と結婚して地元を離れるまで苦しめられた毒親を紹介したいと思います。

先程定義した内容で表すと義父は、金銭的攻撃者、義母は精神的・金銭的攻撃者です。年はどちらもおそらく50歳前後といったところでしょうか。
嫁ちゃんを出来るだけ毒親から遠ざけるために当時夫自身は深入りしないようにしていたので正直、正確な年齢は知りません。

 


嫁ちゃんが具体的な被害にあいはじめたのはおそらく18歳のころからだと思います。
それまで嫁ちゃんは貧乏で仕事もフラフラしているけどなんとか生きていけるかな?くらいにしか一緒に生活してても思っていなかったようです。つまり嫁が社会人になるまで本性を隠していたという事になります。
おそらく珍しい例ではないかと思います。


猫かぶり型と言うか遅咲き型というか、頼れる金ヅルができた途端に豹変してしまう毒親なのでしょう。


もしよければ皆さんの身近にいる毒親についてコメントいただければブログで取り上げたいと思います。


ちなみに個人の名誉がありますので情報はマスキングした上で記載しております。

矛盾点などございましたらご指摘頂ければ幸いです。